頭痛に関するあれこれ ”番外編2”
はい!出ました番外編2🤩
どうもお久しぶりです。理学療法士のTTMです♪
ちと気になるTweetを見つけたので、番外編ということでご紹介しようと思います。
あっ、今話題の新型コロナウイルスについてです。
えっ😱?
いつになったらロキソプロフェンについて投稿するんだよ!
とか言わないで🙏💦
では気を取り直して笑
先日フランスの厚生大臣がこんなTweetしたのご存じですか?
翻訳機能を使うとこんな訳になりました👇
ふむふむ。
ここ最近NSAIDsについて書いていますが、NSAIDsは解熱鎮痛剤でしたよね。
普段は頭痛について書いているので鎮痛の部分を取り上げていましたが、今回は解熱の部分です。
ちなみにこの文面にあるコルチゾンとはNSAIDsのひとつで、パラセタモールは次々回に書こうとしているアセトアミノフェンのことです。
皆さんは頭痛や風邪症状、発熱などがあったときはきっと第一選択として市販薬を飲むのではないでしょうか?薬局などで簡単に手に入るため、常備薬として置いている方も少なくないでしょう。
よく考えてください。
何かしらの症状が出てるってことは、身体が異変を知らせているサインってことです。頭痛も然りです。
例えば、熱や咳が出ている場合、それがイコール原因であるというわけではないですよね。体内に何かしらのウイルスや細菌が侵入してきて、それと戦うために発熱したり、それを追い出すために咳が出たりしているんです。
では、その症状だけを薬で止めるとどうなるでしょう?
感覚としてその時は身体は楽に感じるでしょう。でも侵入者(ウイルスや細菌など)にとっては、攻撃してくる免疫細胞たちが休戦しちゃうので、やりたい放題となってしまいますよね😈
仮に症状を抑えた状態で病院受診するとします。薬によって症状が抑えられている状態なので、身体がどのくらい深刻な状態なのか分からないため、診断や治療に遅れが出てるからこともあります💦
過去のブログを読み返していただいたら分かると思いますが、NSAIDsには免疫抑制作用があり感染症を悪化させる危険性があるため、感染症と分かっている状態では一部の例外を除いて使用することは推奨されていません。
一部の例外というのは、主治医から直接処方されている場合のことです。
総合的に判断して処方していますので、『こんな噂があるから…』と自己判断で服用をやめてしまうのは非常に危険です!
飲むのもやめるのも自己判断はよろしくありませんね💦
ここで、NSAIDsの副作用として胃潰瘍、腎機能障害、アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)などが有名ですよね。
前回書いたアラキドン酸カスケードのシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害作用をもつNSAIDsは、成人気管支喘息のある方の中には激しい過敏反応が誘発されることがあります。
今回の新型コロナウイルス感染症も肺炎を引き起こしていることから、気管支喘息患者さんが罹患(りかん)した場合、喘息増悪をきたしそれに伴い呼吸不全が重症化する恐れが考えられますね😱
まだ新型コロナウイルスについては未知な部分も多いので、最新情報を見ながら(トイレットペーパーなんかのフェイクニュースに惑わされないでね😰)対応していきましょう!
それではみなさん近いうちにお会いしましょう✋