TTM-PT’s blog

頭痛について少しマニアックに攻めていきます💓頭痛に苦しんでいる方が少しでも改善できたら嬉しいです!

頭痛に関するあれこれ ”4”

 

みなさんお久しぶりです🤩理学療法士のTTMです。

 

前回から少し間が空いてしまい、楽しみにしている方(いないかもですが…)すみませんでした🙏

 

秋らしくなり朝晩は冷え込んできましたね。なかには体調崩された方もいるのではないでしょうか❓

それでも昼間は天気がいい日が続いてますので、ひなたや車の中にいるとまだまだ暑いですね💦

ちなみに5℃以上の寒暖差があると、体温調節のため自律神経への影響も出てくると言われています。

 

あと、11月と言えば私の誕生日もありますね💓ちなみに今日です笑

 

こういった小ネタ自体が人によってはストレスに感じ、自律神経に影響が出てくる方がいるかもしれません笑💦

 

このくらいにして、今回も張り切っていきましょう!

 

 

 

はじめに

 

 先ずは前回のおさらいをザックリいきましょう♪

 

 

セロトニン受容体は5-HT1から5-HT7まで7種類、14種類のサブタイプが存在する。

 

・それぞれの受容体には様々な作用がある。

 

・5-HT1B、1D、(1F)、2A、(2B)、7 が片頭痛改善に関わりがあり。

 

 

 何のことか思い出せない人は見直してね😅

 

 今回もまたまたセロトニンに関してです。

 

なぜ不足してしまうのか?どうやって増やせばいいのか?について書いていきますので、最後までお付き合いください🙏

 

 

不足する原因と解決法①

 

「皆さん貧乏ですか?」

 

いきなり意味分からんことぶっ込みやがって‼️と思わずに聞いてください笑

一言にお金がないと言っても様々な原因が考えられますよね🙄

 

・使ってしまった

・盗られた

・そもそも収入が少ない

 

などなど…😥

それぞれによって改善方法・アプローチ方法は異なることが分かると思います。

貧乏なのは結果であって、どこに問題があるのか?を考えなければ解決しません。

 

同じようにセロトニンが不足してしまうにもいくつか原因が考えられます。

 

 

ストレス

 

 

 

イメージしやすそうな図があったので引用しました。

 

 

セロトニンにはストレスを解消する作用があると以前書きましたが、慢性的なストレスによってセロトニン不足が起こることがあります。

これには視床下部が大きく関与しており、ストレス反応はHPA軸(視床下部-下垂体-副腎系 Hypothalamic-Pituitary-Adrenal Axis)の相互的な作用により制御されています。

 

ストレス → 視床下部反応 → 副腎皮質からコルチゾール分泌

 

これと同時に

 

ストレス → 視床下部反応 → セロトニン神経抑制(分泌減少)

 

また、

 

ストレス → 視床下部反応 → 交感神経興奮(カテコールアミン分泌) 

 

が起こってしまいます。

 

簡単に補足しときます⭐

 

コルチゾールとは通称ストレスホルモンと呼ばれており、通常日中のストレスに対処するために早朝の起床時に分泌されると言われています。

主な作用は、血糖値維持、血圧上昇、脳の覚醒などがあります。

ここで慢性的なストレスにさらされると、身体を守るため臨戦態勢となり分泌が加速されます。これが同時にセロトニンの分泌減少に繋がっていくわけですね😭

 

カテコールアミンとはレボドパや神経伝達物質(アドレナリン、ノルアドレナリンドーパミン )を指します。

主な作用として血管収縮、心拍数増加などがあり、セロトニンはこれらの暴走を阻止するために消費しなければならないため、減少してしまいます。

 

 

さて解決方法ですが、「プラス思考になってストレスを溜めない事です!」って書くと「そりゃそうだろ!」とつっこまれるのが落ちですよね笑

またストレスと一口に言っても、不安・心配事・悲しみ・怒りなどの心的ストレスだったり、疲労・疼痛・暑い寒いなどの身体的ストレスだったり色々ありますよね🙄

 

しかし現代社会において感じるストレスの多くは、対人関係に依るモノが大きな割合ではないでしょうか?

 

ここでオキシトシンの登場です⭐

 

「また何かカタカナ出てきたわ😱」とか言わないで笑

 

オキシトシンとは視床下部で合成され下垂体後葉から分泌される物質です。

聞いたことある方は子宮収縮乳汁分泌促進など女性特有のホルモンという印象の方もいると思いますが、男性にも普遍的に存在することが分かっています。

 

上記のように末梢組織で働くホルモンとしての作用のほかに、中枢神経では神経伝達物質としての作用もあります。

 

また、受容体はセロトニンと同じくG蛋白質共役受容体となっています。

セロトニン神経の一部(調べきれませんでした💦分かり次第更新します)には、オキシトシン受容体があり2つの物質は相互作用があることも分かっています。

つまりオキシトシンの増加によってセロトニンも増加するということです。

 

 

やっと本日のメインにたどり着きますが、

グルーミング スキンシップ

によってこの2つの物質を増やすことができると言われています!

 

家族や恋人同士で触れ合ったり、気の知れた仲間とゆっくり会話したりするなどが有効なようです💓

 

えっ⁈ 相手もいない独り者はどうするかって?ご安心を😝

 

映画やスポーツ観戦などで涙を流したり、拍手したりと感動系がいいようです。

そのほかにも心地よいマッサージ(肌も触れ合いますし💓)なども効果的です。

 

あと、毛のある触り心地が良いペットと触れ合うのもいいようです。カメなどのペットだとオキシトシンの分泌もあまりないようです笑

 

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

 

ストレスのたった一つしか進みませんでした💦

一気に全部書くと読みたくなくなりそうなのでまた分割していきます♪

 

次回も原因と解消法について書いていくのでお楽しみに🤩