TTM-PT’s blog

頭痛について少しマニアックに攻めていきます💓頭痛に苦しんでいる方が少しでも改善できたら嬉しいです!

頭痛に関するあれこれ ”3”

 

みなさんこんにちは。理学療法士のTTMです。

なんとか予定通りに第3弾できました笑

 

頭痛の話と思って見たのに、なんの話しだよ!って思った方ごめんなさい🙏

でも書きたいのでマイペースで書いていきます😎

生理学が続きますが、”少しマニアック”の姿勢は変えずに行きたいと思います♪

 

 それでは今回も張り切っていきましょう😍

 

 

 

 

はじめに

 

 まずは前回のおさらいをサラッといきましょうか🙄

 

セロトニンとは3大神経伝達物質のひとつで、感情を制御したり心のバランスを整える役割がある。

 

・中枢神経系の伝達物質だが大部分が末梢に存在しており、その中の血管収縮作用により片頭痛が引き起こされると考えられる。

 

・種々の縫線核から上行性・下行性へニューロンを伸ばし広範囲に渡って様々な作用・影響を及ぼしている。

 

こんな感じでしたよね(覚えてないひと手挙げて~✋)

忘れた人は見なおしてね💓

 

 

今回も前回に引き続きセロトニンについてです。受容体や作用・効果について書いていきますので最後までお付き合いください🙏

 

 

セロトニン受容体

 

以下に示すように5-HT1から5-HT7の7種類のサブファミリーからなり、14種類のサブタイプがあります。5-HT3受容体のみがイオンチャネル型で、その他はG蛋白質共役受容体となっています😳

 

 

5-HT1受容体

 

・5つのサブタイプが存在(5-HT1A、B、D、E、F

5-HT1Cは5-HT2Cに再分類されるため存在しない

5-HT1A受容体:最も広く分布

・5-HT1B受容体:中枢神経系に広く分布

・5-HT1D受容体:G蛋白質結合受容体

・5-HT1E受容体:海馬に豊富で線条体にはない

・5-HT1F受容体:線条体に豊富で海馬にはない

 

5-HT2受容体

 

・3つのサブタイプが存在(5-HT2A、B、C)

・5-HT2A受容体:中枢神経系に広く分布

・5-HT2B受容体:セロトニン放出の調整に関与

・5-HT2C受容体:多くの脳領域と、心室を覆う上皮細胞にもみられる

 

5-HT3受容体

 

・5つのサブタイプが存在(5-HT3A、B、C、D、E)

イオンチャネル型受容体で他と構造・メカニズムが著しく異なる

・中枢および末梢神経系全体に分布

・5-HT3C,D,E:腸内で高レベル

 

5-HT4受容体

 

 ・中枢神経系、尿路、膀胱、心臓および副腎に分布

 

5-HT5受容体

 

・2つのサブタイプが存在(5-HT5A、B)

・ヒトでは5-HT5Aのみ発現(存在するが遺伝子を非機能している)

シナプスセロトニン自己受容体

 

5-HT6受容体

 

・脳内でほぼ排他的に発現

 

5-HT7受容体

 

視床下部に最も多く、海馬、皮質においても高密度にある

 

 

ザックリ特徴を書いてみましたが、これを見て「なるほどねぇ🤩」と思える人がはたしてどのくらいいるのか…。一般の方にももう少し分かるように作用・効果も交えてお話していきます😶

 

 

 

セロトニンの作用・効果

 

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表の作り方が分からず、①PPで作成 ②図として保存 ③貼り付け という工程を経てなんとか完成しました💦

もっと簡単な表の作り方ご存じの方教えてください🙏

 

さておき、赤字で書きましたが、(?付きもありますが)片頭痛に関連している項目があるのが分かると思います🧐 片頭痛にはセロトニンが大事なのが分かってもらえたら今回は満足です♪

 

 

おわりに

 

セロトニンの生理学でもうちょっと攻められそうですけど、そろそろ苦情も来そうなので今回までにしときます笑

 

次回は『なぜセロトニンが不足してしまうのか?』『不足してしまったセロトニンをどうやって増やせばいいのか?』を中心に書いていこうと思っています😝

 

 

それではまた次回お会いしましょう💓